医療体育について

当院では、個別リハビリに加え、医師の指示のもと、健康運動指導士が中心となり、集団での体操・水中運動、リハビリテーションスポーツ(レクリエーションや屋外歩行プログラム等)を実施して頂ける環境を整えています。
対象者のニーズ(リハビリテーション、健康づくり、生きがいづくり等)に合わせて、より適した運動プログラムやスポーツ活動を提供、支援することで、退院後も、社会で積極的に生き生きと活動することができるように、運動機能・体力の向上、健康維持・増進を図っていきます。

主な実施内容

近年の予防医学研究では、「人を最も長生きさせるのは、人とのつながりである」というようなことも言われている中で、当院では、患者さまの身体機能や理解に応じて、道具やルールを工夫したスポーツ、レクリエーション活動を積極的に取り入れています。
入院生活を送りながら、リハビリテーションスポーツ(リハスポーツ)や病棟レクリエーション(病棟レク)のような活動を通して、勝負にこだわったり、個人技を磨いたり、仲間との触れ合いを持てたりという様々な「楽しみ活動」を体験することができるのは、当院、当部署ならではの「リハビリ+α」活動となっています。

集団体操
水中運動

リハスポーツ

自主性を尊重できるよう、週に一回は体操とリハスポーツの活動から一つを選んで頂ける日を設けています。
内容は、一ヶ月毎に種目替えをおこない、参加者それぞれの「楽しみ」に合わせた目標設定をしていけるよう、工夫しながら実施しています。

フライングディスク
卓球バレー

病棟レク

日中、食堂で過ごされている患者様を対象に、「参加のお誘い」から始まります。集まった方々の状況や人数に応じて、模倣して頂きながら実施する体操や手遊びゲーム、用具を使ったレクリエーションなどの内容を提供しています。

準備体操
ボッチャ

治療スケジュールの一例

患者様は個別リハビリ以外の時間に、医療体育プログラムに参加して頂いています。
一週間(月~金曜)のスケジュールは下記をご参照下さい。

医療体育スケジュールダウンロード

患者様からの声

  • リラックス、気分転換しながら、楽しく機能向上できた。
  • 多人数での実施なので、様々な方と仲良くなれた。
  • 屋外歩行プログラムでは、少し長い距離を歩けて、自信がついた。